研ぎ出しのメモ(ウレタンクリア)

研ぎ出しのメモ(ウレタンクリア)

ウレタンクリアを使い始めてまだ4ヶ月ですが、今の手順をメモっておいて今後どの工程がどう変化したのかを確認したいのでメモすることにしました。

プラモデルを始めて1年間はラッカークリアを使用してきましたが、ラッカーの研ぎ出し工程が通用しないのがウレタンクリアです。逆もまた然り。

いつも工程を減らす方向で考えていますので仕上がりはよくありません。
いずれ工程が少なく仕上がりも綺麗な方法を見つけたい所ですね。

ちなみに現在使用しているウレタンクリアはロックペイント社のハイパークリヤーSになります。

工程1 ウレタンクリアを吹く

調合比はハイパークリヤーSの指示通り、主剤:硬化剤=3:1 
これにシンナーを約20%加えています。

コンプレッサーのエア圧を0.2MPaに調整します。

一度足付けに砂吹きをした後に本吹きをします。
この手順はウレタンやラッカー問わず同じだと思います。

ウレタンクリアを塗装した状態

上の図はかなり誇張していますが、所謂ゆず肌状態になります。

塗装後は1日硬化を待ち、中研ぎの作業に移ります。

工程2 中研ぎ

今回の研ぎ出しの方法で一番重要な工程になります。

1日硬化を待ち、タミヤのサンドペーパー1000番でゆず肌をゴリゴリと削ります。

ゆず肌を削り、1000番の削り跡が残ります

ゆず肌の大きな凸凹が完全に無くなるまでしっかりと削ります。
この凸凹を削りきれていないと仕上がりに大きく影響します。


ゆず肌を削り終わったらもう一度ウレタンクリアを吹きます。
※ウレタンクリアの種類によって重ね吹き可能なタイミングが違います

主剤硬化剤の調合比は同じでシンナーを35%に増やします。

これを、1000番の傷が消えるように、かと言って厚くなりすぎないように吹きます。


塗装しましたら、残ったウレタンクリアにシンナーを50%加えます。
このクリアを時間を置かずに吹きます。
簡単に垂れてしまうので注意


上記工程を終えた状態

そうすると凸凹の細かいゆず肌に仕上がります。

工程3 研ぎ出し

ここからは研ぎ出しの作業です。
2度目のウレタンクリアの塗装から最低でも1日以上空けてから行います。

中研ぎをしたことでサンドペーパーの2000番から作業を始められます。

中研ぎ後の塗面を2000番で削り、後は番手を上げていくのみです。

手順としては
タミヤのサンドペーパー2000番
ラプロス6000番
ソフト99キズ消し用3000
ソフト99超鏡面用9800
ハセガワセラミックコンパウンド

以上の手順で行い終了です。

まとめ

いまのところこの手順で研ぎ出しをしています。

工程3が5種類の番手を使用していますが、これも1つほど省略できないものかと考えていたりします♪

試行錯誤ですね!

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